リビン・テクノロジーズは8月15日、VRで内覧ができる「メタ住宅展示場」サービスを開始したと発表した。全国に実在するモデルハウスを仮想空間に一堂に集める。
メタ住宅展示場は、ネット上の仮想空間に実在するモデルハウスや施工物件を4Kの高画質で撮影、デジタルツイン化し、3DモデルハウスとしてVR内覧ができるオンライン住宅展示場。全国の住宅会社の3Dモデルハウスが一堂に集まるため、住宅建築の検討者は、時間や場所の制限なく、住宅会社を比較検討できる。
全国約350箇所に点在する住宅展示場を仮想空間に集め、大手ハウスメーカー以外にも、住宅展示場に出展していない中小規模の工務店も含めて手軽に比較検討できることが特徴。住宅会社は、VR内覧を経てより具体的なイメージを持った住宅建築検討者の詳細な希望建築内容を獲得できるほか、展示用住宅の建築を新たに行う必要がないなどのメリットがある。
3Dモデルハウスには説明動画や解説文の設置ができ、オンラインで室内を歩いているような内覧が可能。VRシステムは、米国matterportの空間データデジタル合成処理技術を採用しているという。
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