写真で見る「Apple Park」--宇宙船のようなアップル本社内部、初の一般公開

 Apple Parkの入口は、道路から少し階段を登ったところにある。WWDC22ではメディアも開発者もここから入場した。階段には手すりがついている。これは一部のApple Store(日本だとApple 京都)と同様のデザインだ。
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 Apple Parkの入口は、道路から少し階段を登ったところにある。WWDC22ではメディアも開発者もここから入場した。階段には手すりがついている。これは一部のApple Store(日本だとApple 京都)と同様のデザインだ。

 アップルは、日本時間6月7日~11日に世界開発者会議「WWDC22」を開催した。リアルイベントは2019年を最後にオンライン開催が続いていたが、WWDC22は久しぶりに現地でも行われた。

 WWDCの主な参加者は、世界中の開発者だ。iPhone、iPad、Apple Watch、Macなど、アップルのOSを搭載しているデバイスについて、デベロッパー登録をしている人を対象としている。その他、世界各国のメディアも参加している。フリージャーナリストやインフルエンサー、ウェブメディアが会場を訪れる。

 ここ数年、基調講演の開催場所は、2017年にオープンした新社屋「Apple Park」の中にあるスティーブ・ジョブズ・シアターと決まっていた。カンファレンスのために作られた施設で、WWDC以外にiPhoneなど新製品の発表もスティーブ・ジョブズ・シアターで行われている。

 だが2022年は初めて、本社の中枢機能を持つ、中央のサークル部分、つまり常時Appleの社員が働く現場である社内が会場に選ばれた。本社内が一般公開されたのは初めてのことで、写真も動画も、いままでメディアに登場したことはない。

 会場となったのは、カフェテリアとその外側部分の半屋外。普段は社員たちが食事をする場所になっているようだ。今回、初めてカメラが入ったその場所の様子を写真でお伝えする。

 なお、このApple Parkを計画したのは、今は亡き創業者、スティーブ・ジョブズ氏だ。初めて構想を発表したのは2011年で、2017年4月にオープンした。宇宙船のような外観のデザインは、建築家のノーマン・フォスター氏が担当している。

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