Microsoftは、「Windows 11」の新しい検索ボックスをテストしている。現在はタスクバーに表示可能な検索ボックスを、デスクトップインターフェースの中央に配置するというものだ。
これはユーザーからの要望が多い機能ではないかもしれないが、Microsoftは「Windows 11 Insider Preview」のテスターを対象として、「Dev」チャネル向けにリリースした最新ビルド「Build 25120」でこの機能をテストしている。
今のところはテストにすぎず、MicrosoftはDevチャネルのテスターからどのような意見が寄せられるかを見ている。このような新機能は、「Beta」チャネルでリリースされるまで、ビルドに組み込まれるという保証はない。
Windowsウォッチャーが試してみたところ、検索結果は自動的に「Microsoft Edge」で表示され、ユーザーがWindows 11で設定した既定のブラウザーは無視されたという。前述の通りテスト中の機能にすぎないため、ユーザーの設定が無視されるとしても、ベータ版以降に引き継がれなければ大きな問題とはならないだろう。
Windows 11 25120 has a new desktop search box (vivetool addconfig 37969115 2). Results are always shown in Microsoft Edge, ignoring the configured default browser. pic.twitter.com/DVYiyU41wl
— Rafael Rivera (@WithinRafael) May 19, 2022
この検索ボックスは、基本的にはWindows 11のウィジェットパネルにある検索用ウィジェットのようなものだ。Microsoftは今回のビルドから「Windowsデスクトップにおける軽量でインタラクティブなコンテンツ」の表示を模索しているという。
デスクトップで右クリックして「Show more options(その他のオプションを表示)」を選択し、「Show search」オプションを切り替えると検索ボックスを削除できる。
Microsoftはこの機能について、「フィードバックHub」でユーザーの意見を募っている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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