Nikkei Asiaによると、Appleは次のラインアップで「iPhone mini」を廃止し、その代わりに6.7インチモデルをもう1つ加える予定だという。つまり、iPhone 14のラインアップは2つの6.1モデル(iPhone 14、iPhone 14 Pro)と、2つの6.7インチモデル(iPhone 14 Max、iPhone 14 Pro Max)で構成されることになる可能性がある。
iPhone 14 Maxが狙うのはおそらく、大画面モデルにはしたいものの、それ以外はProモデルほどの高機能を必ずしも望んではいないという層だろう。例えば、トリプルレンズやLiDARセンサーといった機能だ。画面の大型化を待望してはいるが、「iPhone 13 Pro Max」に1099ドル(日本では13万4800円)以上という大枚をはたくつもりはない、そんなiPhoneファンには魅力的な選択肢になりそうだ。
iPhoneの今後の計画については、2022年の秋を待つしかないだろう。
GoogleのPixel 6は、599ドル(同7万4800円)からと、今でも既に魅力的な価格だ。だが、Googleが現行のパターンを踏襲するとすれば、2022年の後半にはさらに低価格のモデルが登場するかもしれない。うわさされている「Pixel 6a」だ。
9to5Googleが解析した情報によると、Pixel 6aではメインカメラの画素数がPixel 6の広角50メガピクセルから12.2メガピクセルへとダウングレードされるという。だがその一方では、上位機種で採用されている同社の「Tensor」チップを搭載するとも報じられている。画面サイズは、Pixel 6の6.4インチに対して若干小さい6.2インチになる見込みだ。デザインはPixel 6に近いものになるだろう。これは、ブログ「91mobiles」に掲載された画像と、リーク情報で知られるSteve Hemmerstoffer氏(Twitterアカウント「OnLeaks」)による情報だ。
Googleは、低価格スマートフォン市場で新参というわけではない。だが、仮にうわさが本当だとすれば、このくらいの価格のスマートフォンにTensorチップが何をもたらすのか楽しみだ。Googleは、お手頃価格と高機能の見事なバランスをPixel 6でついに見つけたのだと感じている。その方向性が、次期低価格スマートフォンにもしっかり受け継がれることを期待したい。
Googleが「Pixel 5a」と「Pixel 4a」を発表したのは8月だったので、Pixel 6aも同じ時期に登場する可能性がある。一方、同社は開発者会議「Google I/O」で新製品を発表してきた歴史もあるので、そうなれば発表時期は5月になるし、秋の製品発表イベントまで待たされる可能性もあるだろう。
Googleは、Pixelシリーズの折りたたみモデルを発表するかどうかについて一言も発していないが、そのうわさは最近だいぶ賑やかだ。9to5Googleからの最新のリークによると、Google初となる折りたたみ式スマートフォンは「Pixel Notepad」という名前になる可能性があるという。さらに興味深いのは、同報道で、仮称Pixel Notepadがサムスンの「Galaxy Z Fold3」より安くなる可能性が指摘されていることだ。Galaxy Z Fold3は1799.99ドル(ドコモ版は23万7600円)からなので、そうなれば大きな転機となる。現在、折りたたみ式スマートフォンは、その高価な価格設定が大きなハードルの1つになっているからだ。
デザインに関して言うと、Googleの折りたたみ式スマートフォンは、サムスンのGalaxy Z Fold3より、OPPOの「Find N」に近い形状になる見込みが高い。これは、タブレットなどの大型画面デバイス向けに設計されているGoogleの「Android」ソフトウェア「Android 12L」で9to5Googleが発見したアニメーションに基づく予想だ。
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