ステーキのピーター・ルーガー、日本で開業へ--東京店ならではのテクノロジー活用とは - (page 2)

「苦労してもやる」--コロナ禍に大型店舗を手がける意気込み

 ワンダーテーブルは、シュラスコ料理の「バルバッコア」やプライムリブ専門店の「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」といった海外ブランドを誘致して運営しており、近隣の恵比寿ガーデンプレイスにもロウリーズの店舗を持つ。

 コロナ禍における営業の自粛や酒類の提供停止について「正直申し上げると、ディナーでお酒を売らないと客はほとんどきてくれない。今のような8時閉店でお酒NGでは、毎月数千万の赤字になる可能性があり、基本的には黒字化できない。協力金をもらうことはできるかもしれないが、商売が成り立たない。ロウリーズもいまだに赤字。ノンアルコールでお酒気分を味わってもらう努力はしてきたが、お酒のないディナーレストランはほぼ成り立たない」(秋元氏)と明かした。

 10月1日からは営業時間や酒類の提供が一部緩和されるが、またいつ規制されるか不透明な部分もある。秋元氏は、「総プロジェクト費用としては10億弱のプロジェクト。2020年度、コロナ禍で数十億の赤字を出した中で、命がけでこの500坪のレストランを開ける。(ピーター・ルーガーは)米国でも130年やっている店。数年で回収できるプロジェクトとしてではなく、10年、20年続ける前提でサッポロ不動産開発とも契約し、この1〜2年は苦労してもやるんだという強い覚悟でやることにした。当初の予定通りにはいかないと思うが、年商15億を目指す」と意気込みを語った。

 なお、今回の取材にはすべてiPhone 13 Proを使用した。1ページ目の人物とプレゼンテーションのスライドの写真のみトリミングと補正をかけているが、ほかはそのままだ。光学3倍ズーム、2cmマクロも使用。ムーディな照明の店内、ワインセラーの中でも撮影しやすかった。





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