Twitterは米国時間9月1日、フォロワーから月額のサブスクリプション料金を徴収して独占ツイートを配信できる「Super Follows」(スーパーフォロー)機能を一部のユーザーに提供開始したと発表した。
この機能は、フォロワー数の多いユーザーが、2.99ドル、4.99ドル、9.99ドルのいずれかの月額料金を徴収して特別なコンテンツを配信することで、収益を得られるようにするもの。一部のクリエイターはスーパーフォロワーに対し、アドバイスや解説、質問への回答を提供している。
この機能によってTwitterは、ユーザーを同社サイトに引き留めるような魅力的なコンテンツの作成を促進できる可能性がある。FacebookやTikTokなど、他のソーシャルメディア企業も、クリエイターが収益を上げるための手段の拡充に取り組んでいる。Twitterは、投げ銭機能や、音声ライブ配信機能「Spaces」(スペース)のチケット制スペースを検討してきた。
Twitterは、将来的にはスーパーフォローを拡張して、独占的なスペースやニュースレターを有料で提供する機能などを追加する計画だという。匿名でサブスクリプションに加入することもできるようになる。
アカウントのプロフィールの横に表示されるスーパーフォローボタンから、そのアカウントをスーパーフォローできる。同社はこの機能をまず米国とカナダで「iOS」向けに1日から提供し、今後数週間のうちにより多くのiOSユーザーに拡大していく。
Twitterは、6月にスーパーフォローへの申し込み受付を開始したが、現時点ではウェイトリストが存在する。ユーザーは今後もウェイトリストに登録できるが、フォロワー数1万人以上などの条件を満たす必要があるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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