仮想プライベートネットワーク(VPN)サービス事業のAtlas VPNは、世界各地でインターネット接続サービスの通信速度を調査し、国・地域別ランキングを発表した。もっとも高速だったのは、モバイルサービスがアラブ首長国連邦(UAE)の下り193.51Mbps、上り28.05Mbps、有線サービスがモナコの下り260.74Mbps、上り150.09Mbps。
安定していて信頼性の高いインターネット接続は現代の生活に欠かせないものだが、接続サービスの品質は地域によって大きく異なるという。利用するインターネットサービスプロバイダー(ISP)を変えれば改善することはあるものの、最終的に速度を決める要因は多岐にわたっていて、料金の高いサービスが優れているという保証はなく、通常のユーザーでは対処不可能なことも多いそうだ。
Atlas VPNは、2021年6月時点の集計データにもとづき、通信速度ランキングを作成した。モバイルサービス通信速度の上位15の国と地域は以下のとおり。日本は下り60.36Mbps、上り11.76Mbpsで35位。世界平均は、下りが55Mbps、上りが12Mbps。
有線サービス通信速度の上位15の国と地域は以下のとおり。日本は下り176.48Mbps、上り150.30Mbpsで18位。世界平均は、下りが106.61Mbps、上りが57.67Mbps。
また、通信速度がもっとも遅かったのは、モバイルサービスがアフガニスタン(下り7.37Mbps、上り3.14Mbps)、有線サービスがトルクメニスタン(下り4.49Mbps、上り8.07Mbps)。
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