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話題のデジタル資産NFT--新たな収集対象として根付くか、一過性のバブルか?

Eileen Brown (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル2021年04月22日 07時30分
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 今や、右を見ても左を見てもNFT(非代替性トークン)という言葉が見られるようになってきた。企業もNFTの流行に次々と便乗し、1点もののデジタル資産を売りに出すようになっている。

 非代替性トークンとは、デジタルアートのように1つしか存在しないアイテムや、他のアイテムのデジタル所有権を証明するための仕組みだ。それが今、物理的なアイテムの所有権を証明する目的でも利用できるようになってきた。

 各企業が、珍しいNFTの売買やオークションにわれ先に群がるなか、筆者の目を引いた事例がいくつかある。そもそも、NFTという新しい概念を、米国人は肯定的に捉えているのだろうか。それとも、(取引の際に電力を大量に消費することによって)気候変動に対する影響がある以上、NFTを売りに出そうとする著名人は責任ある行動をとるべきだと考えているのだろうか。

 Jack Dorsey氏や、デジタルアーティストのBeeple氏、ロックバンドのKings of Leonといった著名人は、NFTに大きく賭けているように見える。また、企業の多くが、ブロックチェーンでNFTを売りに出したり、オークションにかけたりしている。

 先頃、3Dコンテンツを手掛けるTafiの子会社であるDaz 3Dと、オールデジタルのモデルエージェンシーであるThe Diigitalsが、世界初のデジタルスーパーモデルという触れ込みで、「Shudu」のNFTを発表した。

 いくつかのブランドが、3Dアバター技術への移行をほのめかしている。これまでよりも環境にやさしい、持続可能なファッションを目指すために、デジタルの衣服を作ることが狙いだ。販売されるNFTコンテンツには、ShuduのGIF、ピクセルアート、MP4、静止画などがある。売り上げの一部は、アフリカ系米国人女子に技術教育を提供する非営利団体Black Girls Codeの支援に充てられる。

 スケートボーダーのStevie Williams氏、スケートボード会社DGK、そしてDJでありデザイナーでもあるVirgil Abloh氏は先頃、NFTのスケートボードデッキと、そのNFTの有形版として、それに対応する実際のスケートボードデッキのオークションを実施すると発表した。NFTが売れると落札者が実際のスケートボードデッキを受け取れる仕組みで、NFTを実際にコレクションできるのだ。

 デジタルボードゲームの運営会社であるUplandは、デジタルトレーディングカードのメーカーであるBlockchain Heroesとの提携を発表した。ブロックチェーンを利用するゲーマーが、Uplandプラットフォームを通じて、ゲーム内のキャラクターを他のデジタルマーケットでNFTとして売買あるいは取引できるようになる。

 英国の衣料品ブランドOverpricedは、デジタルグッズの販売プラットフォームであるBlockparty.coと提携してNFTと現実の衣料品を組み合わせている。ここで利用されるのは、スキャン可能なVコードと呼ばれるコードを基盤とするアートだ。

 同社は、シーズン1のラインアップのNFTを現地時間4月12日に発表した。最初のアイテムはパーカーで、価格はよもやの2万5000ドル(約270万円)。ここでのNFTは、同社アパレル商品を「実際に購入したことを示すデジタル領収証にすぎない」という。

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