logo

「Galaxy S21 Ultra 5G」レビュー、サムスンの最上位モデルに2度目の本気を見た

Patrick Holland (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2021年01月27日 07時30分
  • 一覧
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 サムスンが「Galaxy S21」「Galaxy S21+」と同時に発表したスマートフォン「Galaxy S21 Ultra 5G」を見ると、正解にたどり着くまでには2度の試みが必要なのだと納得させられる。2020年に登場した「Galaxy S20 Ultra」と同様の意欲作ながら、「Ultra」というコンセプトに関しては見直しの進んだ第2弾というところだ。100倍の「スペースズーム」は健在で、使い方が簡単になった。「大型化のための大型化」という印象は変わらないものの、デザインはずっと魅力が増している。価格も依然として高いが、それでも米国では1199.99ドル(約12万4000円)となっており、Galaxy S20 Ultraからは200ドルも値下がりしたことになる。

Galaxy S20 Ultra
提供:Patrick Holland/CNET

 文句なしに最高のスペックと機能を求めるなら、Galaxy S21 Ultraが魅力的に映るのは間違いない。カメラ性能の向上で、カメラ好きの関心も引くだろう。さらに、「Galaxy S」シリーズとしては初めてスタイラスを採用し、「Sペン」に対応したので、目先を変えたい「Galaxy Note」ユーザーの注目度も高そうだ。

 総合的に言ってGalaxy S21 Ultraは、ハードウェアの面でもソフトウェア機能の面でもGalaxy S20 Ultraのメジャーアップデートだ。値下げも考慮すると、全体的に納得できる展開と言える。

洗練されたブラック仕上げ

 Galaxy S21 Ultraのデザインは大きく変わったわけではないが、筆者のレビュー用実機は、これまでに見てきたどのスマートフォンより洗練されたブラック仕上げとなっている。ゴス系があこがれそうな色調でもある。この色は、「ファントムブラック」と名付けられており、実物を目にすれば、サムスンが黒のなかの黒に込めた思いをわざわざ3分近い尺の動画で説明している理由も、すんなりうなずける。「ファントムシルバー」のバリエーションもある。さらには、「ファントムチタン」「ファントムブラウン」「ファントムネイビー」の各色も用意されているが、こちらはサムスンのウェブサイト限定版だ。

Galaxy S20 Ultra
提供:Patrick Holland/CNET

 レンズ部の出っぱりは大きく、本体の脇に流れるように一体化している。この部分は光沢のある黒色になっている。Galaxy S21とGalaxy S21+のツートンカラーもしゃれているが、Galaxy S21 Ultraのオールブラックの方がクールでエレガントに見え、超カッコいいのである。

 2020年のGalaxy S20 Ultraや「iPhone 12 Pro Max」と比べると、やや重たい。筆者がこの1年間で使ったスマートフォンのなかでも2番目の重さで、これを超えるのはASUSの「ROG Phone 3」だった。

ディスプレイが明るくなり、Sペンにも対応

 前面に広がるディスプレイは、今までに見たなかでも、ひときわ印象的だ。「ワイドクアッドHD」解像度で、リフレッシュレートは画面の内容に応じて10~120Hzの範囲で調整される。念のために付け加えておくと、120Hzになっても、Galaxy S20 Ultraのときのように解像度が犠牲になることはない。6.8インチディスプレイは明るく、コントラストは見事だ。前面も背面も、Corning製の「Gorilla Glass Victus」で覆われている。

 ディスプレイの下には、大型になった超音波指紋センサーがあり、反応は速い。Galaxy S20 Ultraの指紋センサーと比べて実際に高速になったのかどうか、判断は難しかった。また、ディスプレイはSペンにも対応している。

Galaxy S20 Ultra
提供:Sarah Tew/CNET

 これまでずっとGalaxy Noteシリーズに惹かれていたのだが、購入してから元が取れるほどSペンを使いこなすかどうかは不確実だった。だが、今回サムスンが「iPad Pro」と「Apple Pencil」のようなアプローチをとってくれたのはうれしい。SペンがなくてもGalaxy S21 Ultraは満喫できる。しかし、Sペンに関心があるなら、新たに購入することも、古いSペンを流用することもできる。絵を描く、メモをとる、文書に署名するなど、使い道は多い。筆者は、Sペンで写真を編集したり微調整したりできるのが気に入っている。

 注意点もいくつか書いておくべきだろう。Galaxy S21 UltraはSペンが付属せず、SペンのBluetooth機能やジェスチャー機能も使えない。例えば、ペンを置き忘れても通知されないということだ。また、Galaxy S21 UltraにはSペンを収納するスロットもない。これについては、Sペンも収納できるケースがサムスンから発売される予定だ。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]