Pixel 5はディスプレイのリフレッシュレートが最大90Hzになった。つまり、スクリーンで1秒当たり90フレームが書き換えられるということだ。Pixel 4a(5G)も含めた一般的なスマートフォンは1秒当たり60フレームだが、なかにはOnePlus 8Tや「Galaxy S20」のように120Hzのディスプレイも存在する。Pixel 5でリフレッシュレートが高くなったということは、ニュースフィードやウェブページのスクロールがスムーズに、跳ねているかのように感じられるということだ。バッテリーを節約するために60Hzに落とされることもある。画面に動きがないときや、高いリフレッシュレートを必要としないアプリの場合などだ。
Pixel 5とPixel 4a(5G)は、プロセッサーに「Snapdragon 765G」を採用している。各社の最新フラッグシップモデルの多くが、そして2019年のPixel 4も、もっと高性能な「Snapdragon 855」を採用していることを考えると、これは興味深い選択だ。ベンチマークスコアでは「OnePlus 8」やGalaxy S20に及ばないことを意味する一方、例えばLGの「Velvet」など、同じSnapdragon 765Gプロセッサーを搭載するモデルとは肩を並べる。実際、今でも高速で信頼性も高く、筆者が使ってみた限りでも、日常的な操作で問題やタイムラグを感じることは一切なかった。
バッテリー容量は、Pixel 5が最小4000mAh、Pixel 4a(5G)が最小3800mAhだ。これまでのPixelシリーズでは最大の容量だが、OnePlus 8やGalaxy S20をはじめ、他社製スマートフォンの多くが同等かさらに大容量のバッテリーを使っていることには注意しよう。
筆者がここまで使ってきた限り、Pixelは標準的な使い方なら24時間以上、充電せずに使い続けることができる。2019年のPixel 4のときは、バッテリーの減りが特に速かったのを覚えているが、幸いにも今回はそうならずに済んだ。機内モードで動画を連続再生するバッテリーテストで、Pixel 5は平均21時間11分を記録した。これは、Pixel 4の平均がその半分、10時間ほどだったことを考えれば特に、素晴らしい記録だ。ただし、ストリーミングテストはまだしていない。また、Googleは「スーパーバッテリーセーバー」という新しいモードも導入している。通常の「バッテリーセーバー」モードの上に位置するモードで、アプリの使用を大幅に制限してバッテリーの持ちを引き伸ばそうとするものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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