多くのアクセシビリティ機能があるものの、筆者が特に気になるのは「Back Tap」(背面タップ)機能だ。これは、iPhoneの背面を2回または3回タップすることで、特定の動作やショートカットを起動できるというもの。例えば筆者の場合、2回タップしてコントロールパネルを呼び出し、さらに2回タップしてコントロールパネルを消すことができる。
スクリーンショットの撮影や拡大鏡の呼び出しなど、20以上の動作やショートカットから、背面タップで起動させるものを選ぶことができる。
もう1つの魅力的なアクセシビリティ機能は「Sound Recognition」(音声認識)機能。これは火災警報器や動物の鳴き声など、特定の音を検知すると画面に通知してくれるというものだ。通知の条件となる音は選択できる。
メッセージアプリも強化された。グループスレッドで特定の人をメンションして、その人だけに通知することが可能になる。メッセージのリストの上部に会話を固定することもできる。
ミー文字はさらに多様なカスタマイズが可能になり、新しい髪形や帽子が追加されたほか、マスクも追加できるようになった。
これまで画面全体に表示されていた電話の着信画面が、上部のバナー表示に変わる。タップして応答するか、スワイプして消すことができる。
Siriもこれまでは画面全体を占めていたが、下部に球形のアイコンとして表示されるようになる。
iOS 14のパブリックベータ版は7月にリリースされる見込みだ。iOS 14はiOS 13が対応するiPhoneのモデル、つまりiPhone 6S以降に対応する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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