E4は5月12日、ビジネス上のあらゆる日程調整を自動化してくれるサービス「eeasy」の正式提供を開始した。料金は、法人向けプランの基本料が月額850円×ユーザー数(月間6回以上調整した社員のみ)で、オプション料金は月額9800円から。1カ月間は無料で利用できる。個人向けプランは基本無料で、一部有料オプションがある。
eeasyは、Google カレンダー・Outlook 予定表と連携することで、空き日程を判定し、ビジネス上の日程調整を自動化・半自動化するサービス。調整作業は、URLを相手に送るだけで可能なため、最短で10秒で完了するという。調整相手は、eeasyユーザーでなくてもよいが、eeasyユーザー同士なら調整を受けた場合にカレンダー連動するためより便利に利用できるという。
「上司・同僚が同席する打合せ」や「3社以上での打合せ」といった、ビジネス上の幅広い日程調整に対応しているほか、移動時間も考慮して調整される。AND条件・OR条件での割当てにも対応する。このほか、場所や会議方法の調整、担当者の割り振り、会議室の確保、カレンダーへの予定登録、キャンセル・リスケの調整、調整後の追加連絡なども自動で完結できるとのこと。
同社によると、過去約1年間は一切PRをせず、オープンベータ版として機能強化に注力してきたが、日程調整に課題を抱えた顧客の要件を8割以上解決できるレベルにまで機能が向上できたことから、正式版として提供を開始したと説明。また、クチコミを中心に利用が広がり、すでに東証一部上場企業やNEXTユニコーンとされる有望企業など1000社以上の企業に導入されているという。
なお、オープンベータ版では、「営業/インサイドセールス」でのアポ調整や、「カスタマーサクセス/カスタマーサポート」での日程調整、「人材採用」における面接調整、「人材紹介会社/人材派遣会社」での面談調整・営業アポ調整などに活用されていたとのこと。
今後は、他のカレンダーツールとの連携も予定するほか、5月中にはAPI機能を、夏ごろにはZOOM・Google Meet・Teamsなどのオンライン会議ツールとの連携機能の提供を予定しているという。
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