Boston Dynamicsは米国時間3月3日、ロボットによる倉庫の自動化に向け、産業用の自律移動ロボットを手掛けるOTTO Motorsと提携したと発表した。両社は手始めとして、YouTubeに投稿した動画で「倉庫自動化の未来」をデモンストレーションした。
OTTOの自律型移動ロボットがBoston Dynamicsの物流ロボット「Handle」と連携し、倉庫の環境でロボットのチームがいかに迅速かつ効率的に作業できるかを示している。動画では、Handleが箱を拾い上げてOTTOのロボットに積み上げ、後者が倉庫内で箱を運搬している。
Handleは倉庫内を移動するため、その近くで人間が作業することは安全ではない可能性がある。倉庫ではOTTOの移動ロボットが有用だ。
Boston Dynamicの製品エンジニアリング担当バイスプレジデントであるKevin Blankespoor氏は声明で、「より柔軟な倉庫自動化ソリューションを提供するため、種類の異なるロボット群が配送センターの仕組みを構築するという概念実証デモを作成した」「お客様が期待する水準を満たすべくHandleの機能を引き続き拡張し、倉庫での活用に向けて『OTTO 1500』など他のロボットとの連携を最適化していく」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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