GMOインターネットグループは1月26日、新型コロナウィルスの感染拡大に備え、事業継続ならびに従業員の安全確保を目的として、中国からの観光客が多く集まるエリアの拠点(渋谷・大阪・福岡)において、 1月27日から2週間をめどに在宅勤務を実施すると発表。また、オーディオブックの制作や配信サイト「audiobook.jp」を運営するオトバンクも在宅勤務を実施するという。
同グループでは、新型コロナウィルスの感染が拡大している状況を受けて、従業員の感染リスクを排除し安全の確保とともに、安定したサービスを継続して提供することを目的としている。中国国内に駐在、出張中の従業員に対して、強制帰国の指示も行なったほか、人の多いエリアへの外出や交通機関を使用した出張の自粛といった対策も行うとしている。
オトバンクも業員の安全確保および正確な環境状況の把握を目的として、1月27日から2月10日までを目途に、通勤ラッシュ時において全従業員が電車通勤を回避することや、在宅勤務により不要な出社を控えること、外出時および社内においてマスクの常時着用を実施するなどの対策を行うという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」