ヤフー、ユーザーによってクリエイティブを出し分けられる動画広告「じぶんCM」を提供開始

 ヤフーは12月6日、データ分析を基に複数のクリエイティブを作成し、ターゲットごとに適したクリエイティブを出し分けられる新動画広告商品「Yahoo! JAPAN じぶんCM」の提供を開始したと発表した。第一弾として、資生堂ジャパンの「マジョリカ マジョルカ ミルキースキンマスク」の動画広告を配信している。

キャプション

 じぶんCMは、広告主が商品やサービスの動画広告を配信するうえで、あらかじめターゲットの趣味や嗜好にあわせた出演者や表現をデータ分析から導き出し、複数のクリエイティブを制作することが特徴。配信時にユーザーの属性や興味関心などにあわせ、広告のクリエイティブを出し分けられるという。

 これにより、同じ商品の動画広告でも、見るユーザーによって出演者や表現が変わる場合があるという。ユーザーにとってより的確な動画広告が配信され、広告主にとってはユーザーにより価値のある動画広告の配信が可能となるとしている。クリエイティブの制作は、さまざまなジャンルの動画コンテンツを制作するワンメディアが担当する。

 同社が保有するビッグデータとワンメディアのクリエイティブ制作力を掛け合わせることで、より多くのユーザーに好感をもって受け入れられる動画広告の提供を目指す。加えて同社は、データ分析をクリエイティブに活用したじぶんCMの提供を通じて、企業の効果的なマーケティング活動を支援するとしている。

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