Googleは米国時間8月22日、これまで「Android Q」と呼ばれていた次世代モバイルOSで、長年採用してきたスイーツの名前を使わないことを明らかにした。名称は「Android 10」となる。
Androidの製品管理担当バイスプレジデントを務めるSameer Samat氏は、ブログ記事で「グローバルなOSとして、世界中のすべての人々に明確で親しみやすい名称であることが重要だ。そのためAndroidの次期リリースは、シンプルにバージョン番号を使用し、Android 10と呼ばれる」と説明した。「この変更によって、リリース名が、当社のグローバルなコミュニティーにとってよりシンプルで直感的になると考えている」(Samat氏)
また、Androidのロゴもアップデートされ、「よりモダンでアクセシブルなデザイン」になった。
新しいOSのリリース日は明らかにされていないが、「数週間のうちにAndroid 10の正式版リリースで」新しいロゴの使用を開始するとGoogleは述べている。
Googleはこれまで、Androidの新しいバージョンにアルファベット順でスイーツの名前を付けてきた。1つ前のバージョンは「Pie」、さらに前は「Oreo」「Nougat」「Marshmallow」だった。
Googleは、3月にAndroid Qの最初のベータ版をリリースし、5月の年次開発者会議「Google I/O」でさらなる機能を披露した。
Android 10では、プライバシーに配慮した新機能が提供される。また、Googleは折りたたみ式画面への対応を進めていることを明らかにしているほか、高速なアプリ起動、ジェスチャーナビゲーションをサポートする。新しい「Bubbles」形式の通知や、洗練された「Live Caption」機能も搭載される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果