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変形ギミックが特徴の360度&3Dカメラ「QooCam」レビュー--魅力はアプリの編集機能

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 カメラを囲む全方向を1枚の画像におさめた360度写真は、仮想現実(VR)ゴーグルで見るとその臨場感に圧倒される。そうした特殊な写真を撮影するには専用のプロ向け機材が必要だと思い込んでいたのだが、リコーの「THETA」という消費者用カメラで手軽に撮れると知り驚いた。

 そこで早速、2014年に当時最新モデルだった「THETA m15」を購入。それ以来、個人的な場面だけでなく、仕事でも360度の写真やビデオを活用してきた。

 それから5年経過し、簡単に360度撮影できるカメラの選択肢は増えた。しかも、360度の写真とビデオだけでなく、立体視可能なVRゴーグル用の3D写真とビデオも撮れるKandao Technologyの「QooCam」やShenzhen Arashi Visionの「Insta360 EVO」といったカメラも登場している。

360度兼3Dカメラ「QooCam」をレビュー
360度 兼 3Dカメラ「QooCam」をレビュー

 今回、そのQooCamを試す機会が得られた。QooCam自体は発売からすでに1年ほど経過したデバイスだが、スマートフォン用やPC用のアプリは進化を続けており、Facebookの擬似3D写真機能「3D Photo」対応やビデオ編集機能の強化、編集用テンプレートの追加など、使いやすさや楽しさが向上している。

 QooCamを使ってみたところ、自撮り棒に装着して担いで散歩しながら撮影しておけば、あとはアプリで編集すれば簡単な作品になってしまう点に魅力を感じた。カジュアルに写真やビデオを楽しみたい人には、よい選択肢になるはずだ。

 そんなQooCamの機能などを、実際に撮影して編集したビデオを使ってレビューしよう。

撮影モード変更は“変形”という大胆なギミック

 QooCamは、THETAと同系統のスティック状カメラ。360度撮影用のレンズが前面と背面に設けられている点も似ている。この前後のカメラで、周囲360度をカバーする全球撮影をする。さらに、3D写真や3Dビデオを撮るため、一方の面にレンズが2つある。3D撮影時には、ボディを途中からL字型に折り曲げる。

 ボタン操作などでなく、スティック型で360度撮影、L字型で3D撮影という仕組みにしたことで、撮影モードの切り替えに戸惑うことがない。しかも、形が大きく変わるので、モード誤認も防げる。この変形ギミックという大胆な仕様が、QooCam最大の特徴だ。

変形させて撮影モードを切り替える
変形させて撮影モードを切り替える

 ボディは金属製で手触りがよく、軽いにもかかわらず高級感すら漂う。変形の動きはスムーズで適度なクリック感もあり、安心して動かせる。ただし、レンズに指が触れやすいので、変形する際は注意しよう。

まったく写り込まないQooCam専用自撮り棒

 使い方で迷うことはない。電源ボタンの長押しでオンになり、撮影可能な状態になる。ただ、電源ボタンを強く押すとレンズの搭載された上部が動いてしまうので、付属カバーを装着した状態で押すとよい。カバーは取り外しも装着もスムーズなので、撮影時以外はレンズ保護のため常に装着しておいた方が安心だ。このカバーは、QooCamの簡易スタンドにもなる。

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1回のシャッターで周囲360度を一気に撮影


簡易スタンドになるレンズ保護カバー
簡易スタンドになるレンズ保護カバー

 シャッターボタンは、電源ボタンの反対側にある。これを1回押すと写真が撮影され、長押しするとビデオの録画が始まる。ビデオ撮影は、録画中にシャッターボタンを押すと止まる。シャッターボタンの横には360度と3Dの撮影モードを示すLEDが設けられているものの、両モードの区別はQooCamの形状で一目瞭然なので、このLEDに頼ることはない。

 QooCamは手で持って撮影できるが、そうすると保持している手が写ってしまう。そこで役に立つのが、別売のQooCam専用自撮り棒だ。

 この自撮り棒の雲台部分はQooCamと同じ楕円形で、中央からずれた位置にある三脚穴の位置も当然一致している。QooCamの向きを自撮り棒の延長線上に合わせて撮影すると、写真やビデオにはQooCam本体も自撮り棒も写り込まない。自撮り棒の下端には三脚穴が設けられていて、付属のミニ三脚を取り付けると自立する一脚としても使える。

写り込みを避けるには専用自撮り棒を
写り込みを避けるには専用自撮り棒を

 専用自撮り棒には、Bluetooth対応リモコンシャッターが付属するセットと付属しないセットの2種類あるので、使い方に合わせて選べる。

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