サイバーエージェントは6月4日、短尺に特化したオンライン動画広告の企画・制作子会社「6秒企画」を6月3日に設立したと発表した。資本金は、5000万円 (資本準備金を含む)。代表取締役社長には二宮功太氏が就く。
同社では、オンライン動画におけるユーザーの視聴態度や、動画の配信先デバイス・メディアの特性を踏まえた動画広告クリエイティブの企画・制作の重要性が高まっており、そのフォーマットも多様化していると説明。中でもYouTubeが提供する6秒動画の広告フォーマット「バンパー広告」を筆頭に、簡潔で印象的な表現によって、広告主企業のブランドリフト効果を目的とする短尺動画の活用が注目されているという。
そこで同社では、短尺のオンライン動画広告の企画・制作に特化した新会社として、6秒企画を設立。ディレクション・撮影・デザイン・編集まで一貫して対応可能な体制を構築し、最も高い広告効果を生み出す動画制作を目指すという。
短尺のオンライン動画広告のクリエイティブは、15秒や30秒尺のテレビCMのフォーマットとは異なり、簡潔かつ印象的なメッセージと、インパクトのある表現を6秒の中でいかに伝えることができるかが重要となる。しかし、現在は15秒や30秒尺で制作された動画を切り取って短尺動画が制作されるケースが多いと同社では指摘。新会社では、 広告効果の最大化を図る6秒動画広告の表現を追求するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」