「tiger」(トラ)を検索すると、トラを現実世界に映し出してみるよう促される。「Google検索」は米国時間5月30日、ユーザーが動物を探す場合に備えて、スマートフォンに拡張現実(AR)を使った3Dアニメーションのオブジェクトが表示されるようにした。
記者は数週間前、「Google I/O 2019」に先立ちGoogleのAR対応検索を試す機会を得たが、このほど、「ARCore」または「ARKit」に対応する「iPhone」と「Android」スマートフォンでこの機能を利用できるようになった。記者が通勤中に「iPhone XS」上の「Safari」で試してみたところ、問題なく動作した。
現在のところ、表示されるのはARの動物だけで、それも一定の範囲に限られている。サメ、ヒグマ、ジャイアントパンダ、アリゲーター、ペンギン、トラ、シェトランドポニー、パグ、アライグマ、コンゴウインコの検索は間違いなく機能する。他の動物も見つかった。ページの途中にある四角の枠内に情報が表示され、ランチャーで3Dアニメーションの動物が表示されるか、ARでオーバーレイ表示される。
Wolf pic.twitter.com/L8JarepT3m
— Scott Stein (@jetscott) 2019年5月30日
Googleは先ごろ、「iOS」およびAndroid向けに「Googleレンズ」の新しい機能もリリースした。レンズやARに関する同社のミッションは、より便利に使える方法を模索することだ。Google検索ではいずれ、さらに多くの3Dオブジェクトを表示したり、アイテムを保存して、すぐにARで閲覧したりできるようになる可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果