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グーグル「Pixel 3a」レビュー--高性能カメラが使える低価格モデルの実力

Lynn La (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2019年05月17日 07時30分
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 Googleは新しいことを試みようとしている。同社を代表するスマートフォン「Pixel」が、「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」でミッドレンジ市場に参入するのだ。価格はそれぞれ399ドル(日本では4万8600円)と479ドル(同6万円)で、本体は基本的に「Pixel 3」を手直ししたものになる。背面カメラと全体的な外観は同じだが、ハードウェア機能の一部をダウングレードすることで低価格を実現している。

 Googleが低価格路線に乗り出した理由はいくつかある。ひとつには、同社の旗艦端末であるPixel 3と「Pixel 3 XL」が、驚異的なカメラ機能と批評家からの絶賛にもかかわらず、それほど売れていないことが挙げられる。原因は、米国で販売するキャリアがVerizonのみだということ(実際には、米国の他のキャリアでも使える)と、スマートフォンの買い換え間隔が全般的に長くなっていることにあるかもしれない。また、米CNETではこれまでのところ確認されていないが、Pixel 3のパフォーマンスに問題があるとも報道されている。

 だが、最大の要因は価格だろう。Pixel 3が799ドル(同9万5000円)、Pixel 3 XLが899ドル(同11万9000円)からで、競合する「iPhone XS」ほど高価ではないものの、やはり高額な部類に入る。Googleの親会社Alphabetで最高財務責任者(CFO)を務めるRuth Porat氏が、「高級スマートフォン市場における競争の重圧」のせいで販売が低調であることを認めているほどだ。

 価格を下げたことで、Pixel 3aが新しいユーザー層を引きつけ、最終的に売り上げを増やす可能性は高くなった。しかも、「お手頃」価格帯で競合する他社製品、例えば「iPhone XR」や「Galaxy S10e」と比べると機能は少ないが、Pixel 3aなら250ドル以上も安い。Googleが提供する最新のソフトウェアと素晴らしいカメラ機能を、すべて400ドル以下で使いたいのであれば、Pixel 3aは「買い」だと言えるだろう。

Pixel 3aはPixel 3とどこが違う?

  • Pixel 3aには新色のパープルイッシュが追加されている(他にジャストブラックとクリアリーホワイトがある)。
  • 3.5mmのヘッドホンジャックがある。
  • バッテリー容量がやや増えて、2915mAhから3000mAhになった。
  • ワイヤレス充電機能はない。
  • 防水性能はIP68相当からIP52相当に下がった。
  • 前面に2つ目の広角カメラはない。
  • やや性能が低い「Snapdragon 670」を搭載している。
Pixel 3a(写真左)とPixel 3
Pixel 3a(写真左)とPixel 3
提供:Angela Lang/CNET

Pixel 3aの外観はPixel 3とほぼ同じ

 Pixel 3aとPixel 3はどちらも軽量なユニボディで、光沢とマット仕上げを組み合わせたデザインの背面には指紋リーダーが配置されている。両方を初めて見たとしたら、どちらが高価なモデルか、すぐには分からないだろう。

Pixel 3a
Pixel 3a
提供:Angela Lang/CNET

 だが違いもある。Pixel 3aはPixel 3よりやや大きく、背面はPixel 3のようなガラス製ではなくポリカーボネート製になっている。ディスプレイ下部のベゼルが太く、ディスプレイ自体も少し大きい。OLEDディスプレイの種類も異なり、プラスチックではなくガラス基板を採用している。色モード(設定で変更できる)を同じにしても、Pixel 3aの方がパンチが効いて見える。赤、黄色、オレンジの温かみが強くなり、白はより純粋に、より明るく見えるのだ。一方、Pixel 3の画面は青みがかり、ハイエンドデバイスでありながら色ずれが大きい。

Pixel 3a
Pixel 3aには紫がかった新色が加わり、電源ボタンは黄緑色になった
提供:Angela Lang/CNET

その他のデザイン上の違い

  • 残念ながら、Pixel 3aは防水性能が落ちているため、プールサイドや台所で使うときには気をつけなければならない。一方、ヘッドホンジャックを備えている点はうれしい。有線ヘッドホン好きのユーザーには喜ばしい限りだ。
  • Pixel 3のノットピンクと同様、Pixel 3aのパープルイッシュというカラーも絶妙な色合いの紫だ。光の当たり具合で、はっきり紫に見えるときもあれば、色が抜けてほとんど白に見えるときもある。いずれにせよ、ネオングリーンの電源ボタンは見栄えがする。
  • 本体の側面をぎゅっと握って「Googleアシスタント」を起動したり着信音を消したりできる点は変わらない。Googleが「Active Edge」と呼ぶ機能だ。ただし、同様の機能を持つ他の製品(「HTC U11」など)と違って、握ったときの動作を設定で変えることはできない。残念。
  • ステレオスピーカーを備えるが、スピーカーの位置は前面の下部から下部側面に移動している。

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