新しく追加されたのが、タイムラプス動画の機能だ。一定の間隔を開けて撮影するようフレームを設定でき、例えば50秒または20分かけて撮った映像を10秒に縮めることができる。リアルタイムで動画がどのくらいの長さになるかひと目で分かるインジケータも便利だ。バッテリーを節約するために、録画を続けたまま、ビューファインダーは一定時間がたつと暗くなる。
タイムラプス動画は、おおむね鮮明で安定しているし、できあがった動画の長さが分かる点は気に入っている。だが、画質はiPhone XRほどではなく、照明を落としたカクテルパーティーで動画を撮ってみたときも、Pixel 3aの映像はiPhone XRより鈍く、粒子も目立った。がたがたする、というより「脈動する」感じもiPhoneより大きい。iPhone XRのカメラは、インターフェースが簡略で、タイムフレームのオプションも少ないが、画質は高いという結果になった。
Pixel 3とPixel 3aは同じカメラを搭載しているので、写真の画質は同様に素晴らしい。クリアで明るく、鮮やかだ。被写界深度効果が強調された、あの印象的なポートレートも撮影できるし、撮影後にピントやボケを調整することもできる。Pixel 3aのポートレート撮影で色の再現性が高いのは評価できるが、前景と背景のコントラストは、iPhone XRやGalaxy S10eより強い。そのため、被写体が人工物っぽく、重ね合わせ画像のように見えることがある。髪の毛の細かい描写が苦手なときもあり、筆者の頭にむらが見えた。
Pixel 3aのカメラについては、以下の写真も見てみてほしい。
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