ヤフーは4月16日、同社が提供するカーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」(iOS版)が、アップルの車載統合システム「Apple CarPlay」に対応したと発表した。
イラストと音声によって目的地にルート案内をするYahoo!カーナビは、2014年に無料のサービスとして提供を開始し、3月に1500万ダウンロードを突破した。日本道路交通情報センター(JARTIC)が提供するリアルタイムに送信される渋滞や交通規制などの交通情報に対応し、利用者の走行情報である「プローブ情報」を活用した渋滞情報も提供している。このほか、駐車場の満空情報やガソリン価格付きのガソリンスタンド情報、オンライン決済機能などを搭載している。
今回の対応により、iPhoneをApple CarPlay対応の車載機器に接続し、Yahoo!カーナビを起動すると、車載機器に最適なインターフェースで表示されるようになる。ただし、今回はルート検索や音声案内などの一部機能のみの対応となり、順次対応機能を追加するという。
また、目的地到着後に「CarPlay」とiPhoneの接続を解除すると、駐車場所が自動でYahoo!カーナビへと保存されるため、利用者は駐車場所を確認できるようになるという。
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