ソフトバンクとヤフーのジョイントベンチャーであるPayPayは4月3日、アプリをリニューアルしたと発表した。利用にはアプリのアップデートが必要だ。
今回のアップデートでは、トップ画面に送受金のUIを実装するなど送金機能を大幅強化したほか、「PayPay ID」を導入。これまで、送金時のユーザー検索に携帯電話番号を使用していたが、ユーザー自身で設定できるIDを使うことで、電話番号を知らない相手でもIDを伝えるだけで送金できるようになった。なお、一度設定したIDは、後から変更することはできない。
さらに、受け取り用のURLを発行できるようになり、電話番号やPayPay IDを知らない相手でも、SNSなどでURLを伝えるだけで送金できるようになった。送金先がまだPayPayを登録していないユーザーでも、URLからPayPayに登録することで残高を受け取れる。送金時にパスコードを設定することもできる。
なお、PayPay残高のうち、送付できるのはPayPayライトのみとなる。特典やキャンペーンなどで付与されたPayPayボーナスは送金できない。
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