犬の耳、妖精の冠、怪物のような牙など、フィルタや拡張現実(AR)効果はソーシャルメディア用の自撮り写真に欠かせない存在だ。そこでYouTubeも、この時流に乗ることにした。
「YouTubeストーリー」の最新版と「ARCore」の新たな「Augmented Faces API」により、メガネ、マスク、帽子などのアイテムをショートビデオクリップに追加できるようになる。YouTubeを保有するGoogleは米国時間3月8日付けのブログ記事で、3Dメッシュを使用したことでよりリアルなフィルタになったと述べた。
例えば、ARによるメガネのフィルタは、光の反射をシミュレーションして、顔に仮想的な影をつけることができると、Googleの人工知能(AI)研究エンジニアであるArtsiom Ablavatski氏とIvan Grishchenko氏はブログ記事で述べた。この新機能により、リアルなメイクアップ効果を実現することもできるという。
YouTubeストーリーは、モバイルのみに対応して7日後に期限切れとなる、テキスト、ステッカー、フィルタ、音楽付きのショートビデオだ。当初は「Reels」として2017年に約100人のクリエイターを対象にリリースされていたYouTubeストーリーは、2018年終盤に対象が拡大され、登録者数1万人以上のクリエイターならば利用できるようになった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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