2月25日~3月3日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
Apple Watchは現在最も成功しているスマートウォッチとしてだれも疑いを持たないだろう。しかしまだまだいくつかの欠点がある。その一つに、他の多くのアクティビティトラッカーが対応している睡眠計測に対応しない点が挙げられる。
Bloombergは、Apple Watchが睡眠計測に対応する可能性について指摘した。これによって、Fitbitなど他社製品のApple Watchに対する優位性を脅かす可能性があるという。
Apple Watchが睡眠計測に対応できないその理由も分かっている。Apple Watchの仕様である「1日=18時間」というバッテリライフだ。18時間は人間が起きて活動しているほぼすべての時間に該当するわけで、人間が寝ているときにApple Watchも充電して休む必要がある。
現在もいくつかの睡眠計測アプリがApple Watch向けにリリースされており、睡眠の様子を記録できる。しかしその場合、Apple Watchを寝る前に充電したり、起きてから出かけるまでに充電したりしなければならなくなる。
つまり、この仕様が改善されない限り、Apple Watchが人の睡眠を日常的に計測することはできないのだ。
「Apple Watch」に睡眠トラッキング機能、2020年までに搭載か(2/27)Apple MusicはAppleデバイスに最適化された音楽定額サービスだ。Appleは基本的に、自社デバイスとサービスで体験を最適化するが、Apple Musicはもう少し異なるアプローチを採っている。
Apple Musicは既にAndroid版をリリースしている。また自社製品であるHomePodのリリース前から、Wi-Fiに対するスピーカーをいち早くリリースしているSONOS製品でも、Apple Musicを楽しめた。
さらに2018年12月には、HomePodや音声アシスタントで競合するスマートスピーカー、Amazon EchoがApple Musicに対応し、Alexaに呼びかけて音楽が再生できるようになっている。
そうした経緯から考えれば、Googleのスマートスピーカー、Google HomeがApple Musicに対応することに、さほど疑問を挟む余地はなさそうだ。一時的にではあるが、Google Homeの設定アプリの連携先サービスに、Apple Musicが表示された。近いタイミングで正式なアナウンスがあるかもしれない。
「Apple Music」、近く「Google Home」に対応か--一時的にリスト表示される(2/27)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」