ウェブ大手Googleのビデオ通話サービス「Google Duo」のウェブ版が公開された。
GoogleがAppleの「FaceTime」に対抗して提供する同サービスはこれまで、「iOS」「Android」「Chromebook」でしか利用できなかったが、Googleは米国時間2月26日、同サービスのウェブ版の提供を開始した。これにより、同サービスを利用できるユーザーの数は劇的に増加する。
シンプルなこのビデオ通話アプリは、2016年の「Google I/O」カンファレンスで、人工知能(AI)搭載のメッセージングアプリ「Allo」とともに発表された。それから3年近くが経過した2018年12月、Googleは、Alloの正式終了を発表し、Google Duoのサポート継続を表明した。
ウェブユーザーはduo.google.comを訪問し、Google Duoのウェブ版を利用し始めることができる。Duoアカウントを作成済みのユーザーに対しては、連絡先を含むボックスが表示されるが、新規ユーザーは、電話番号を確認して登録するよう求められる。
Duoのウェブ版は、音声通話とビデオ通話の両方をサポートする。Duoユーザーとして登録済みのユーザー同士でなければ通話はできない。「Chrome」「Firefox」「Safari」の各ブラウザに対応するが、Microsoftの「Edge」には対応していないようだ。また、同サービスは、最初からすべての国で提供されるわけではない。
Googleにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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