Googleは米国時間2月25日、「Android」端末の「メッセージ」アプリ(英語版)で「Googleアシスタント」を利用できるようにすると発表した。Googleアシスタントは、Amazonの「Alexa」やAppleの「Siri」に似たデジタルアシスタントソフトウェアで、ニュースのヘッドラインを読み上げたり、フライトのチェックイン手続きをしたり、廊下の電気を消したりすることができる。
メッセージアプリ上で起動させた場合には、主に映画、外食、天気の3つの分野に関する会話に情報を付加する。例えば、友人とチャット中にサンフランシスコのレストラン「Halu」に言及すると、Googleアシスタントは、そのレストランに関する詳細情報を記したカードを友人に送信するように勧めてきたりする。この提案は、チャットアプリでキーボードの上に出てくる自動返信案「スマートリプライ」の隣に表示される。
Googleはスペインのバルセロナで開幕したMobile World Congress(MWC)でこれを発表した。
さらに同日、少々意外なデバイスにもGoogleアシスタントを拡大する計画を明らかにした。そのデバイスとは、フィーチャーフォンだ。
同社は、新興市場のフィーチャーフォンや安価なデバイス向けに開発されたモバイルOS「KaiOS」に音声入力を導入する。音声入力は、キーボードやテンキーが小さいローエンド端末では特に役立つと予想される。端末のGoogleアシスタント起動ボタンを押すことで、画面の文字入力エリアに音声で入力することが可能となる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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