Googleは、「Allo」を終了することを正式に発表した。Alloは、Appleの「iMessage」やFacebookの「チャット」、「WhatsApp」に競合するメッセージアプリだ。Googleは2018年に入り、Alloへの投資を中断していた。
Googleは米国時間12月5日、Alloは3月まで利用可能だと述べた。ユーザーは3月まで、既存の会話履歴をエクスポートすることができる。
Googleのブログ記事には、「Alloから多くを学んだ。特に、『Google Assistant』のような機械学習機能をメッセージに組み込むことで何が可能になるかを学んだ」と書かれている。
今後は、「Android」ベースのメッセージングアプリ「Messages」に注力する。またGoogleは、グループチャット用の「Hangouts」とビデオチャット用の「Duo」のサポートを継続する。
Googleのブログ記事によると、「Alloで学んだ知識を取り入れて、Messagesをさらに改良する準備ができている」という。「一般ユーザー向けのMessagesとDuoと、チームのコラボレーション向けの『Hangouts Meet』にフォーカスし直すことで、よりシンプルで統一されたコミュニケーション体験をすべてのユーザーに提供することに注力していく」(Google)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」