タイのモノづくり展示会「Maker Faire Bangkok 2019」--現地からレポート - 29/30

彼らが開発したのが、小動物がごみ箱に近づくと、LINEの通知で記録を残してくれるシステム。ゴミ箱のふたの上にはソーラーパネルを配し、システムを稼働するための電力のすべてまかなっているという。

Krypton君が毎日、家の手伝いでゴミが詰まった袋をゴミ箱から取り出す際に、ゴミ袋に穴が開いていることがよくあった。実はネズミの仕業であると知った彼は、同じ部活のGorn君に相談したという。そこで2人はまず解決の第一歩としてネズミがいつゴミ箱に来ているかを観察する仕組みを作ろうと話した。コンピュータを使って毎日の動きを記録できないかと。ただ、動くものに対して反応するセンサーと、通信で動作の記録を飛ばすシステムを組み合わせようと考えたところで一度行き詰まってしまったそうだ。なぜなら、人間がゴミ箱のふたを開けたり閉めたりする時にしょっちゅう通知が来たら、このシステムが使い物にならないからだ。その後、顧問に何度か相談し、犬、猫、ネズミが来た時だけ通知するシステムを約3カ月かけて完成させたという。将来は、プロダクトをデザインする仕事に就きたいと話す14歳の彼ら、プロとして活躍する日が来るのが今から楽しみである。

彼らが開発したのが、小動物がごみ箱に近づくと、LINEの通知で記録を残してくれるシステム。ゴミ箱のふたの上にはソーラーパネルを配し、システムを稼働するための電力のすべてまかなっているという。

Krypton君が毎日、家の手伝いでゴミが詰まった袋をゴミ箱から取り出す際に、ゴミ袋に穴が開いていることがよくあった。実はネズミの仕業であると知った彼は、同じ部活のGorn君に相談したという。そこで2人はまず解決の第一歩としてネズミがいつゴミ箱に来ているかを観察する仕組みを作ろうと話した。コンピュータを使って毎日の動きを記録できないかと。ただ、動くものに対して反応するセンサーと、通信で動作の記録を飛ばすシステムを組み合わせようと考えたところで一度行き詰まってしまったそうだ。なぜなら、人間がゴミ箱のふたを開けたり閉めたりする時にしょっちゅう通知が来たら、このシステムが使い物にならないからだ。その後、顧問に何度か相談し、犬、猫、ネズミが来た時だけ通知するシステムを約3カ月かけて完成させたという。将来は、プロダクトをデザインする仕事に就きたいと話す14歳の彼ら、プロとして活躍する日が来るのが今から楽しみである。

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