「10秒って案外と長い」と語るのは、10SEC GAMEの作者。スコアの記録もあくまでローテクで、大学ノートに名前と連打数を書き連ねていく。自分の記録よりも強いプレーヤーをノートに見つけては一喜一憂、いったいどんな猛者なのか書いてある名前だけで顔を想像したり…。
「ゲーセンノート」を彷彿とさせるこのやり取りにキュンときてしまう世代もいるかもしれない。ノスタルジーに浸る間もなくボタンをひたすら連打。両手で連打するか、片手で押すのか、こするように押すのか、力強く押したほうがいいのか等々。片言の英語やタイ語、日本語で、プレイヤー同士健闘を称えあう姿もあった。