電通は10月30日、セプテーニ・ホールディングスと資本業務提携契約を締結したと発表した。また、セプテーニ・ホールディングスの普通株式を金融商品取引法に定める公開買付けにより取得すると決定した。
同社によると、デジタル広告領域において提携関係を構築することが、将来的な事業機会の獲得につながると考えたことから、2017年12月上旬に対話を開始。2018年4月下旬には、事業連携を加速させるためには資本面でも関係を結ぶことが必要との考えから合意したという。2018年5月下旬には、同取引の実施を含む資本業務提携を提案している。
今回の取引では、公開買付けにより最大2689万5000株(所有割合20.99%)を取得するという。公開買付価格は1株当たり260円で、金額にして約70億円となる。なお、割当前所有割合が20.99%に達しなかった場合は、第三者割当の引受けにより、20.99%とするために必要な数(100株未満を切り上げ)の株式を取得する。
なお同取引により、セプテーニ・ホールディングスは持分法適用関連会社となるが、上場は維持する方針だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力