サイバーエージェントは10月23日、連結子会社のAbemaTVにおいて、電通と博報堂DYメディアパートナーズから出資を受けるとともに、インターネットテレビ局「AbemaTV」の広告拡販やコンテンツ調達の強化を目的に、両社と提携すると発表した。
AbemaTVは、サイバーエージェントとテレビ朝日の合弁企業として2015年4月に設立。オリジナルの生放送コンテンツやニュース、音楽、スポーツ、ドラマなど、多彩な番組をすべて無料で楽しめるインターネットテレビ局であるAbemaTVを、2016年4月に開局した。約20チャンネルの番組を24時間楽しめるほか、独自コンテンツや若年層をターゲットとした番組などによって利用者を増やし、スマートフォンアプリは3400万ダウンロード(10月23日現在)を突破しているという。
今回の増資により、持分比率が変更されている。サイバーエージェントが60%から55.2%、テレビ朝日が40%から36.8%に減り、新たに電通が5%、博報堂DYメディアパートナーズが3%となっている。今後も、AbemaTVは同社の連結子会社として活動するという。
電通と博報堂DYメディアパートナーズには、これまでもAbemaTVのパートナー企業として広告を販売してきたが、今回の資本業務提携により、両社によるAbemaTVの広告拡販や、スポーツ、アニメ、映画など多彩なコンテンツの調達が進むことを期待しているという。
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