Googleの親会社であるAlphabetは米国時間10月25日、第3四半期決算(9月30日締め)を発表した。利益は予想を上回ったが売上高は予想に届かず、明暗入り混じる結果となった。
Googleは、「Google+」の情報流出を隠ぺいしようとしたと報じられたほか、中国市場に進出するために検索結果の検閲に前向きな姿勢をうかがわせたことなどから、この数週間で数々の議論を呼んだ。Alphabetの第3四半期の売上高は337億ドル、1株あたり利益は13.06ドルだった。純利益は92億ドルとなった。
アナリストらの平均予測は、売上高が340億5000万ドル、1株あたり利益が10.40ドルだった。
トラフィック獲得コスト(TAC)は65億8000万ドルで、Googleの広告売上高の23%を占めた。
Googleの売上高は335億9000万ドルで、第3四半期の売上高の大部分を占めた。Googleの事業には、エンタープライズクラウド、ソフトウェア、データ管理製品などが含まれる。Googleのその他の部門(スマートサーモスタット事業「Nest」が含まれる)の売上高は46億ドルだった。「ムーンショット」と呼ばれるAlphabetのOther Bets部門の売上高は1億4600万ドル、営業損失は7億2700万ドルとなった。
Googleの広告クリック1回あたりの利益を表すクリック単価(CPC)は、前年同期比で28%減、前期比では7%減となった。総広告売上高は289億5000万ドルで、前年同期の240億7000万ドルから増加した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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