飲食店コンサルティングシステム「C-mo」に新機能--売上予測や自動出稿

 CS-Cは10月9日、同社が運営する飲食店コンサルティングシステム「C-mo(シーモ)」に、名古屋大学発のAIベンチャーであるトライエッティングと共同開発した、AIで売上を予測する「売上予測ボード」機能と、広告プランを最適化して自動で広告出稿する「プランニングボード」機能を追加したと発表した。

飲食店コンサルティングシステム「C-mo」に、AIで売上を予測する「売上予測ボード」機能が追加
飲食店コンサルティングシステム「C-mo」に、AIで売上を予測する「売上予測ボード」機能が追加

 C-moは、飲食店などのローカルビジネスをテクノロジで成長させていく“EATech(イーテック)”システム。飲食店1万店舗のコンサルティング実績から得たデータを定量化・アルゴリズム化し、デジタル上に社外CMO(最高マーケティング責任者)を立て、コンサルティング・マーケティングを一任できることが特徴だ。

 これにより、通常マーケティングに人件費を割くことができないローカルビジネスにおいても、簡単にデータに基づいた経営戦略を立てることができ、集客強化・人件費削減・工数削減を促進できるという。また、予測AIアルゴリズム、リサーチ、指数閲覧、作業代行、分析、ウェブサイトの作成・運営などの機能を搭載している。

 新たに搭載された売上予測ボードは、AIを活用することで正確に店舗の売上を予測できる機能。売上予測の精度は約90%だという。従来、飲食店において売上予測は難しく、当月になるまで把握ができなかったが、この機能により予算とのギャップを事前に把握でき、ギャップを埋める広告プランニングが可能となる。また、無駄な発注やシフト作成のブレを軽減でき、飲食店の業績向上に貢献できるとしている。

 同社では今後、約5万店舗以上にC-moを導入したいとしている。引き続き、マーケティングプラットフォームとして展開し、ローカルビジネスにおけるインフラとなることを目指すという。

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