8月28日~9月3日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
Appleは米国時間8月30日に、プレス向けにスペシャルイベントの招待状を発送した。米国太平洋夏時間9月12日10時(日本時間9月13日午前2時)から、カリフォルニア州クパティーノ市のApple Park内にあるSteve Jobs Theaterでイベントが開催される。
Steve Jobs Theaterでのイベントは2017年に続き2度目となる。例年のパターンから考えると、iPhone、Apple Watchの刷新が軸となり、その他の製品についても刷新の期待がかかる。
2018年はこれまでに、3月に廉価版iPad 9.7インチモデル、MacBook Pro 15インチ、13インチタッチバーモデルが刷新された。
現在のラインアップでまだ刷新されていないのは、iPhone、iPad Pro、Apple Watch、iMac、iMac Pro、Mac mini、Mac Pro、MacBook、MacBook Air、MacBook Pro 13インチTouch Bar非搭載モデル、AirPods、HomePod、Apple Pencilだ。
もちろんすべての製品が必ずしも毎年アップデートされるわけではない上、Steve Jobs Theaterのデモ会場の広さを考えると、9月のイベントで一度にすべての製品をアップデートするわけでもないだろう。
iPhone、Apple Watchは新版が予測されているが、その他の製品については、廉価版iPhoneの発売が予測される10月下旬のイベントで改めて発表することになるかもしれない。
iPhoneについては、招待状から短絡的に予測すると、ゴールドが設定されることになりそうだ。2017年モデルのiPhone 8シリーズにあったような、ピンクがかった色とは異なり、シックで重厚感のある色味になりそうだ。
iPhoneの新モデルは3機種とされており、有機ELディスプレイを備える5.8インチのiPhone X後継モデル、これの大画面モデル、そして液晶を備える廉価版が予測される。廉価版についても、iPhone Xのような大画面モデルになるとの見方だ。
新型「iPhone」、全機種で「iPhone X」のデザインを採用か(8/28)カリフォルニア州のDMV(Department of Motor Vehicles)に報告された内容によると、Appleが実験中の自動運転車の事故が発生したという。
AppleはレクサスRX450hを改造した自動運転実験車をカリフォルニア州で走行させている。「Project Titan」といわれる電気自動運転自動車のプロジェクトは依然として進行しており、TeslaやWaymoなどからの人材の獲得も相次いで報告されてきた。
今回の事故は、Appleの自動運転車としては初めての報告となっている。詳しい状況を見ると、合流のためにほぼ停止していたAppleの自動運転自動車に、日産の電気自動車リーフが追突する形で発生した。一般的に見れば、有人運転をしていたリーフの前方不注意と考えられる。
アップルの自動運転車、公道試験中に後続車に追突される事故(9/3)Appleは10月3日から適用される新たな要件によって、AppStore上に新規登録やアップデートされる全てのアプリに対して、プライバシーポリシーを義務づけることになった。
アプリ開発者は、ユーザーの個人データをどのように使用するか、保護するか、共有するかを、明確かつ明示的に開示することを求められる。また、データを分析ツールや広告ネットワークなどの第三者と共有する場合、その第三者もアプリに設定されたものと同等のユーザーデータ保護を提供することも確認する必要がある。
この規則については、欧州で発行した一般データ規則(GDPR)に準拠しており、また2018年に問題となったFacebookのユーザーデータ流用スキャンダルも意識したものと言える。
Appleはユーザーデータに関するポリシーを開発者に決めさせ、これに反するアプリを取り締まれるようになることを意味する。プライバシー問題に敏感になっているユーザーに対して、すぐに対処できる体制を整えた、といっても良いだろう。
「App Store」、全ての新規アプリと更新でプライバシーポリシーが必須に(9/4)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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