インフルエンサーマーケティングのトータルソリューションを展開するBitStarは8月20日、グローバル・ブレインをリードインベスターとする13億円の資金調達を実施したと発表した。
第三者割当増資の引受先(順不同)は、既存株主であるグローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合、ABCドリームファンド1号投資事業有限責任組合のほか、コロプラネクスト6号ファンド投資事業組合、Wright Flyer Live Entertainment、INTAGE Open Innovation投資事業有限責任組合、Makers Fund LP、朝日新聞社、名古屋テレビ・ベンチャーズ。また、並行して銀行からの融資を受けた。
同社では、「インフルエンサーが活躍できるインフラを創る」というビジョンを実現するため、テクノロジ強化、事業間連携、戦略的協業の3つの経営方針を掲げている。今回調達した資金は、特に各事業との「戦略的協業」の推進に充てるという。
具体的には、3000名のインフルエンサーと企業のマッチングプラットフォーム「BitStar」において、協業先とインフルエンサーの広告販売を加速させるほか、500社に利用されている月額制のプランニング・分析ツール「Influencer Power Ranking」においても、協業先と販売を加速させ、共同で商品開発を行うとしている。
さらには、テレビ局などのメディア企業と協業したYouTubeチャンネルを運営し、IPコンテンツの創造を目標としたマルチメディアへの展開を予定しているという。
このほか、フォロワー数が合計1000万を越えるYouTuberを中心とするプロダクション「E-DGE」において、協業先と次世代スターの創出を加速させるほか、ファンコミュニティサービス「costar」のアプリ化・コミュニティ機能の強化(8月予定)、バーチャルYouTuber事業における3D VTuber展開などを進めるとしている。
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