2007年9月に発表した「INFOBAR2」。形状は全体的に丸みを帯びており、四角いあめが口の中で溶けて丸みを帯びたような形がモチーフだという。コンセプトモデルは、2006年10月に発表。通常、携帯電話のパーツなどは四角が基本であり、端末のデザインも四角で作る方が合理的だが、この有機的なデザインを鳥取三洋電機のエンジニアが忠実に再現した。
機能面では、ディスプレイにワイドQVGAの2.6インチ有機ELパネルを搭載。カメラもオートフォーカス対応の197万画素CMOSセンサにアップデートされている。そのほか、ワンセグ・FM放送の受信、microSDスロット、おサイフケータイ、LISMOなどモダンな機能を搭載していた。なお、INFOBARを端に発する「au design project」端末のなかで、唯一N800MHz帯に対応し、現在でも利用できる。