「Google Pay」で個人間送金が可能となる。Googleは、PayPalやその傘下のVenmoなどに対する競争力を強化し、各種機能の統合を進めている。
Googleの決済サービスはこれまで、異なる処理に特化した複数のアプリという形をとってきた。同社は2017年に、「Android Pay」と「Googleウォレット」の名称を変更することを発表し、その後、個人間送金サービスである「Google Pay Send」を提供開始した。
今回は、Google Payに力を入れている。
Googleはブログ記事で、Google Pay SendをGoogle Payに統合することを明らかにした。同社によると、米国に居住するユーザーはGoogle Payで送金や送金請求が可能で、英国でもまもなく可能になるという。
Googleが擁するアカウント数と、ほとんどのユーザーがGoogleアカウントを持っているという事実から、Google Payの個人間送金は瞬く間に普及する可能性がある。しかし、Venmoは既に大きくリードした状態にある。
Google Payではさらに、コンサートチケットや搭乗券の保存もできるようになる。チケットは、「Passes」タブのメンバーズカードやギフトカード、クーポンと同じ場所に保存される。
決済情報を管理するダッシュボードも追加される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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