米国ではこの数カ月間で、GoogleとPayPalの組み合わせが買い物に使える主要なサービスになりつつある。店舗で買い物をするなら、「Google Pay」からPayPalを利用できるし、友達に借りたお金を返すなら、(PayPal傘下の)Venmoを利用できる。そして今回、Googleのさまざまなサービスの料金を支払うときにも、PayPalを利用できるようになった。つまり、Googleのサービスに関する限り、PayPalを銀行口座のように利用できるようになったわけだ。
「Google Play」「YouTube」「Gmail」「Google Store」、それにGoogle Payなど、Googleのサービスを利用している米国のユーザーは、米国時間5月25日から、PayPalに1回ログインするだけでそれらのサービスのアカウントをPayPalのアカウントに紐付けられるようになった。PayPalによれば、ユーザーは自分のPayPalアカウントをGoogleのどれかのサービスに追加するだけで、Googleのエコシステムで提供されている他のサービスの支払いもできるようになるという。TheStreetが報じた。
ただし、GoogleのサービスのアカウントとPayPalのアカウントを連携させられるのは「PayPalが決済手段として提供されている」サービスに限られる。
TheStreetは、PayPalがVenmoのデビットカードをテストしていることも報じた。導入されれば、Venmoのサービスを従来型の銀行により近い形で利用できるようになるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」