エフ・コードは7月4日、複数の個人投資家を引受先として総額約1.4億円の資金を調達したと発表した。2006年の創業以来初めてのエクイティによる資金調達だという。
今回の資金調達は、7月中旬より提供を開始予定の次世代型ウェブ接客ツール「CODE Marketing Cloud」(CODE)の開発や、これを軸とした事業の成長促進施策に充てるとしている。
同社は、2016年よりフォーム最適化ツール「f-tra EFO」、ウェブ接客ツール「f-tra CTA」などのSaaSを提供し、これまでに500社以上のウェブサイトのCVRを改善。平均してCVRを134%改善したノウハウに基づき、CODEでは機能拡張を前提としたツール設計を行っているという。
CODEを導入した企業は、ウェブサイト来訪者の訪問回数・訪問ページなどの行動履歴や連携した外部データソースの情報を元に、ウェブサイト内のユーザー1人ひとりへの接客を最適化でき、CVR向上やROI向上などの成果が見込めるとしている。
同社では、CODEを伴走型ツールと位置付けており、ツールの運用支援コンサルティングを行うことで、マーケターの工数を削減すると同時に、効果的な導入・運用のためのサポートにも力を入れる。なお、CODEは随時機能を拡張し、デジタル領域だけでなく、家庭などの生活空間までリーチしていくことを見据えているという。
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