ワクテクは6月26日、女性限定オンラインヨガサービス「SOELU(ソエル)」を本格展開スタートするとともに、8000万円の第三者割当増資の実施を完了したと発表した。
KLab Venture Partners、iSGSインベストメントワークス、ANRI、THIRDPARTYほか7名が出資している。
SOELUは、仕事・妊娠・出産・子育てなど、ライフスタイルが変化しやすい環境にある女性のためのサービスだ。自宅にいながら、運動不足や肩こり・ストレスを解消するための少人数LIVEレッスン(最大10人)を受講できる。無料体験後に入会でき、料金は月額3980円(税別)〜。
ワクテク 代表取締役CEOの蒋詩豪氏は、「妊娠中や出産後も、健康と美容に気を使いたい人が増えている。これまで自宅で運動するといえば、DVD教材や無料動画が当たり前だった。しかし飽きやすく、孤独感があるため継続が難しい。そろそろライブでつながり、きちんと先生がいるという状況の中でグループレッスンをする時代がきてもいいのではないかと考えた」と説明する。
オンライン英会話など、自宅学習の普及といった追い風もある。1年かけてテストマーケティングし、悩み相談の場所としても機能しやすい女性をターゲットに再ブランディングした。現在のユーザーは20代から36〜7歳が多く、女性限定にしているので「安心感がある」と好評だという。
LIVEレッスンシステムを採用しており、アプリ内では画面越しに先生がポーズをすると同時にリアルタイムに各ユーザーのフォームもチェックできる。
レッスンプログラムは、一般的な初級・上級向けヨガのほかにも、マタニティヨガ、産後ケアヨガ、ママ&ベビーヨガ、ピラティス、骨盤トレーニング、全身引き締めトレーニングなど、30種類を超えるラインアップを持つ。いずれのプログラムも、特別な道具は不要だ。
今後は調達資金を活用し、「いつでも、どこでも快適に続けられるフィットネスインフラ」を実現するために、独自レッスン配信システムの開発やマーケティング・人材の獲得を強化するとしている。
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