favyは6月11日、Draper Nexus Venturesをリード投資家とする、アプリコット・ベンチャーズ、みずほキャピタルを引受先とした第三者割当増資と、日本政策金融公庫の資本性ローンに基づく融資により、総額約5億円の資金を調達したと発表した。
今回の資金調達により、5月にテスト版の提供を開始した飲食店向けMAツール「顧客管理ツール」のシステム開発を進めるほか、グルメメディア「favy」とサービスEC事業「ReDINE」の拡充にともない採用を強化するという。
顧客管理ツールは、飲食店のマーケティング上必要な顧客情報を自動で収集・管理し、そのデータを可視化することで、顧客とのコミュニケーションをしやすくするマーケティングオートメーションツール。月間閲覧者数が6000万人を突破したグルメメディアのfavyに蓄積されるユーザーデータと連携し、店舗への来店誘導・集客施策に活用できるツールを目指すとしている。
今後は、「予約管理・顧客管理業務の効率化」「無断キャンセル、来店機会の損失の防止」「今まで分からなかった顧客情報の自動収集&可視化」の3機能を主として拡充することで、“飲食店が簡単に潰れない世界”を目指すという。
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