ベーシックは5月29日、3ステップでウェブサイトが作成できるサービス「One Page」の提供を開始した。利用シーンを選んでデザインを選択、テキストを加えるだけで公開できる手軽さが特徴だ。利用料金は無料。2018年度内に7000の登録会員を目指すという。
同社では、オールインワンマーケティングツール「ferret One(フェレットワン)」やフォーム作成サービス「formrun (フォームラン)」などを運営しているが、その前の段階のサイト作成でつまずいてしまう企業が少なくないことから、専門知識を必要とせず、誰でも簡単にウェブサイトを作れるOne Pageを開発したと説明する。
One Pageは、企業サイトやイベント案内、セミナー募集のサイトなど20種類の利用シーンに応じたテンプレートを揃えており、短時間で目的に応じたサイトデザインを表現できる。また、利用シーンごとに想定したテキスト文書をプリセットしているため、テキスト作成工数を大幅に低減できるとしている。文字フォントは8種類から選べるほか、200枚以上の高画質写真を素材として無料で使用できる。
さらに、Wovn Technologiesが提供する多言語化サービス「WOVN.io」とも連携しており、ボタンひとつで任意の多言語でウェブサイトのテキスト翻訳が可能。フォーム作成サービスのformrunで作成した、iframe埋め込み型のフォームを作成したウェブサイトに埋め込むこともできる。
当初は、1アカウントで3ページまで、月間総PV数上限5万まで利用できる無料版から提供する。2018年夏にはPV数やページ数に応じたプランや独自ドメインの機能を有した有料版の提供を予定しているという。
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