2月27日〜3月5日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
世界最大規模の携帯通信関連見本市、Mobile World Congress(MWC)でAndroidスマートフォンの最新モデルの話題が持ち上がる度に、Appleの次のiPhoneの話題が流れるのは例年の恒例行事となっている。
メディアは、オンラインになって紙面や『枠』の制限がなくなったとしても、人が1日に読める記事の量は限られている。もしiPhoneのことを忘れて欲しくなければ、Androidで盛り上がっているタイミングで、iPhoneも何か話題を提供すべきだ。あるいは、圧倒的な閲覧数の差を誇るiPhoneの話題が欲しいメディアからしても、渡りに船、といったところかもしれない。
2018年にAppleはどんなiPhoneを登場させるか。この話題は若干小粒かもしれないが、興味を引くには十分なテーマだ。iPhone Xが2018年に大画面化されることは、現在のiPhone Xを見れば明らかだからだ。
報道では、6.5インチクラスの有機ELディスプレイを備えるiPhone Xの大型版と、全面ディスプレイとFace IDを備える液晶6.1インチクラスの廉価版の登場が示唆され、iPhone Xには存在しなかったゴールドカラーを追加することも検討しているという。
iPhone XはこれまでのiPhoneで最大サイズとなる5.8インチディスプレイを搭載したが、iPhone 8 Plusなど5.5インチモデルに用意されてきたランドスケープモード(横表示)が有効化されていない。そのためiPhone Xは「大画面モデル」ではないと解釈できる。
実際、ディスプレイの横幅はiPhone Xの方がiPhone 8 Plusよりも狭く、横長に構えると縦が窮屈になってしまう。このことから、さらに大きなディスプレイサイズを加えることは、さほど難しい想像ではなかった、というわけだ。
AppleはiPhoneの画面拡大ごとに、その販売台数や売上高を伸ばしてきた歴史がある。iPhone X系への移行と大画面化の完了は、現在世界的にしぼみつつあるスマートフォン市場において、数少ない成長チャンスとなるかもしれない。
アップル、特大「iPhone」や廉価版「iPhone X」を計画か(2/27)今年、登場から10年を迎えたMacBook Airは、Macの販売台数を大幅に増加させ、またMacをオフィスにも普及させる原動力となった。加えて、MacBook Proをも、光学ドライブやハードディスクドライブを排除した薄型ボディへと進化させた。非常に功績の大きな1台だ。
しかし2016年10月にMacBook Proの新モデルが登場して以降、プロセッサは最新のものが採用されない、廉価モデルとして残されていた存在となってしまった。Macのノートブック型の中で唯一Retinaディスプレイを搭載していない点もまた、そのことを象徴する。
しかしKGI Securitiesのアナリスト、Ming-Chi Kuo氏は、2018年第2四半期に、価格を引き下げた13インチの新型MacBook Airを発売する計画だと報告した。
現在の価格は999ドルからとなっており、廉価版のノート型コンピュータとしてはまだ、高い部類に入っている。ターゲットとなる時期は、米国の新学期を前にしたBack to Schoolシーズンとなる8月末までの期間での発売が最適で、700ドル台まで価格が下がれば、WindowsノートPCとの競争が起きるだろう。
「MacBook Air」、低価格の新モデルが2018年中に登場か(3/5)Apple Watch Series 3には高度計とGPSセンサが内蔵され、セルラー版では通信にも対応する。こうした新たなセンサを備えたモデルとwatchOS 4.2の組み合わせで、ゲレンデでのスキーやスノーボードの記録を付けることができるようになった。
今回のゲレンデ対応はサードパーティアプリによるものだ。AppleはwatchOS標準のワークアウトにはスキーやスノーボードのプログラムを用意していない。しかしAppleは同社のラボでゲレンデでの消費カロリーのアルゴリズムを構築しており、開発者はAPIを利用するだけで、Apple Watchが取得するセンサデータや消費カロリー計算を利用できるという。
「Apple Watch」、スキーやスノボの滑走記録に対応-- 「Series 3」で(3/1)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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