Googleの親会社であるAlphabetは米国時間12月21日、Eric Schmidt氏が会長を退任し、テクニカル・アドバイザーの職務に移ると発表した。
Schmidt氏は取締役の職にとどまる。この異動は、2018年1月に開催される次の取締役会定例会議で施行される予定だ。
Schmidt氏は声明で、「Larry、Sergey、Sundarと私の全員が、Alphabetの進化においてこの移行の適切な時期にあると考えている」と述べた。「Alphabetの体制は適切に機能しており、GoogleとOther Betsは好調だ。私は近年、多くの時間を科学や技術の問題と慈善活動に費やしており、その取り組みを広げていくつもりである」(Schmidt氏)
Alphabetの取締役会は、1月の会議で非常勤の会長を指名する予定だ。
Alphabetの最高経営責任者(CEO)を務めるLarry Page氏は声明の中で、「2001年から、Ericはビジネスとエンジニアリングに関する専門知識、テクノロジの未来に関する明確なビジョンを私たちに提示してくれた。Ericは当社勤続17年で、今後も継続するが、科学とテクノロジの問題に関するテクノロジアドバイザーとして私たちを支援していく。われわれの会社の進歩、そうした技術革新を主導する強力なリーダーたちに関して、私は非常に胸が高鳴っている」と述べた。
Schmidt氏は2001年にGoogleのCEOに就任した。2011年に会長専任となった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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