Twitterは米国時間12月19日、ユーザーが保有または管理しているアカウントに関連するリアルタイムのイベントにアクセスできる「Account Activity API」のエンタープライズ版を公開した。ダイレクトメッセージ、チャットボット、その他のツールを介して企業が顧客とエンゲージできるアプリを開発者が構築するのに役立つものだ。
TwitterのAccount Activity APIは4月に開発者向けのベータが公開されていた。アカウントに関連したさまざまなアクティビティにリアルタイムでアクセスでき、これには「いいね!」、メンション、リプライ、リツイートなどが含まれる。エンタープライズ版のAccount Activity APIはより多数のアカウント向けのデータや複数のwebhookコネクションなどを必要とする開発者向けとなる。
Samsung Australia、MTV、Wendy’sなどの企業がTwitter上のチャットボットを使ったマーケティングキャンペーンを展開している。
Twitterは先ごろ、クイックリプライやウェルカムメッセージなどを利用して企業が顧客とエンゲージを強化できるダイレクトメッセージ機能を導入している。
Twitterは同日、相手が入力中であることを示すタイピングインジケーター、メッセージ開封確認などの機能をダイレクトメッセージに追加したことも明らかにした。
Twitterは現在、開発者コミュニティー向けの取り組みを改善しているところであり、最新のエンタープライズ向け機能はその一環となる。11月には、1回の検索リクエストで表示されるツイート件数や、より複雑な検索クエリなど、より多くのデータにアクセスできるようになる「Twitter Premium APIs」を発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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