Candeeは11月21日、動画広告マーケットプレイス「Kaizen Ad」を運営するKaizen Platformと協業すると発表した。動画クリエイティブのPDCA運用を前提にした動画広告を制作・配信し、継続的にクリエイティブを改善するソリューションを提供する。
現在の動画広告は、クリエイティブのPDCA運用まで実施しない事例が多く、実施したとして分析結果の度に動画クリエイティブを再発注する必要があり、コストや時間に課題があるという。今回のソリューションにより、PDCA運用を前提とした動画制作が可能。いわゆる「完パケ」の概念をなくした動画広告制作により、今までの課題を解決するだけでなく、認知から獲得までフルファネルでの動画マーケティングを実現するとしている。
また、動画広告に取り組みたいが、テレビなど動画を利用したコマーシャル活動の実績が少なく社内に素材がないといったケースや、YouTube用に制作したオリジナル動画を広告素材としても同時に活用したいケース、リアルタイム配信動画をFacebookやTwitterなどの広告素材に活用したい、制作した動画広告を実際の成果に合わせてスピーディに最適化したいといったシーンを想定している。
Candeeは2015年の設立以来、ライブ配信1万本弱、モバイル動画1300本以上を企画から制作・配信までワンストップで提供。動画広告が得意とする認知〜比較検討までのファネルにおける知見と実績があるという。一方、Kaizen Platformは、データに基づきながら動画広告クリエイティブを改善する「KAIZEN Ad」を提供しており、多くの動画広告クリエイティブに対してPDCAを運用している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス