サイバーエージェントの連結子会社であるサイバー・バズは10月12日、SNS上で影響力を持つインフルエンサーに関する実態を研究し、調査データなどを通してあらゆる側面から情報を発信する「インフルエンサー研究所」を開始すると発表した。
近年、Instagramを始めとするSNS上で影響力を持ったインフルエンサーへの注目度が高まりを見せており、消費者の購買行動にも大きな影響を与えている。また、人気のインフルエンサーが企業の商品開発に参加し、“インスタ映え”を狙ったアイデア出しや、発売前の新商品体験イベントでの情報拡散など、プロモーション施策やマーケティング活動において欠かせない存在になっているという。
企業は自社の施策における最適なインフルエンサーの選定や、最大限に効果を出す戦略立てが重要だと同社では指摘。インフルエンサーの実態においても企業側が理解しておく必要性が高く、円滑なコミュニケーションが大切だという。同研究所では、企業のマーケティング活動に活用できる調査データ、イフルエンサー視点に立った情報発信により、プロモーション戦略の立案やインフルエンサーとの相互理解に寄与するとしている。
同社は、創業当初よりインフルエンサーを活用したマーケティング支援サービスを提供。消費者が話題にしたくなるコンテンツ企画やキャスティング、広告運用、情報拡散、効果測定など、ワンストップでプロモーションを支援している。今回、その中で構築されてきた知見、同社が持つネットワークを生かし、企業・インフルエンサーの両者にとって役立つ情報を発信する。
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