Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は、Steve Jobs氏の死去から6年を迎えた米国時間10月5日、Jobs氏を追悼するメッセージをツイートした。
IT業界で6年は一生に相当する長さだが、Jobs氏の影響は生き続けている。世界一の利益を誇る企業となったAppleの先見性のある共同創業者は、長きにわたる膵臓がんとの闘いの末、2011年10月5日に亡くなった。56歳だった。
Remembering Steve today. Still with us, still inspiring us. “Make something wonderful, and put it out there.” pic.twitter.com/7aOCPkwU0U
— Tim Cook (@tim_cook) 2017年10月5日
Cook氏は、「今日はSteveを追悼している。今でも私たちと共にあり、刺激を与えてくれる。『素晴らしいものを作り、それを提供しよう』」とツイートした。
ツイートの中でCook氏は、9月にAppleの新施設「Steve Jobs Theater」で「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」を発表した時と同じJobs氏の言葉を引用した。
人のあり方はさまざまであり、深い感謝の気持ちを表す方法も人によって異なる。しかし、人が他の人々に感謝の気持ちを表す方法の1つは、素晴らしいものを作ってそれを提供することだと思う。そうした人たちに会うことはないし、握手をすることも、話を聞いたり伝えたりすることもない。それでも、大変な注意と愛情をもって素晴らしいものを作るという行為の中で、何かが伝わるものだ。これが、他の人々に深い感謝を表す1つの方法なのだ。したがって、私たちは自分に正直でなければならない。そして忘れてはならないのは、自分たちにとって何が本当に大切なのかということだ。それこそが今後もAppleをAppleたらしめるものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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