夏の猛暑を健康的に乗り切るツールとして、これまで水分補給タイミングを教えてくれる「Gululu」や「SIPPO」といったスマート水筒を取り上げてきた。しかし、9月になり地域によっては暑さが収まり、熱中症を心配する場面も減った。これからの季節は、甘い飲み物による糖分のとり過ぎなどに用心したい。
そこで今回は、飲み物の種類を自動判別し、摂取カロリーなどを計算してくれるタンブラー「Prismcups」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Prismcupsは、入れられた飲み物を解析してその情報をサーバへ送信し、カロリーや糖分、カフェインなどの含有量をユーザーに知らせるスマートなタンブラー。スマートフォンのアプリで摂取量を記録できるので、健康管理に役立てられる。
飲み物の種類は、内部の光センサが色を検知し、それにもとづいて判別するという。現時点で、約30種類の飲み物を認識できるそうだ。
さらに、別のセンサで入っている飲み物の量も調べられる。この機能により、糖分やカフェインの摂取量もアプリで管理できる。
ボディ下部にはLEDライトが設けられており、さまざまな色で光る。例えば、飲み物の解析中は白、水分補給を促すときはシアン、健康状態に注意を要する場合はマゼンタになる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間9月22日まで。目標金額の2万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間9月4日12時)で約1万1000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと18日ある。
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